前回は、会社が分裂するところまでを記事にしてきました。その続きを上げていきます。
分裂した会社
円滑に機能していた会社もの、トップが変わってしまうと健全な状態ではなくなってしまうのが、今回の事でよくわかりました。元々社長は、息子に会社を継がせたい考えでいたと思います。ですが、突然の社長の不幸により、経営者としての準備が万全でない状態で引き継ぐのか、それとも時期が来るまで他人に任せるのかの選択があったと思います。
詳しい経緯はわかりませんが、息子が社長に就任する事で新体制でスタートするこが発表されました。旧体制で活躍されていた幹部や管理職の方々の半数が降格や現場への異動が発表されましたが、殆どの人は受け入れづに退職していきました。このような状況になってしまうと、切上げ昇格みたいの事も発生してしまい、課長職の人がいきなり次長や部長に昇格、店長からも課長に昇格といった事がおこりました。
会社の混乱が表立ってきた状態で、会社は上手く回る事もなく一人、また一人と会社を去っていく人が増えました。こうなると現場にも影響が出てきてしまい、一店舗に複数の社員体だったのが、社員一人体制になりました。それでも退職に歯止めがかからずに、とうとう一人の店長が複数店舗を管理するようになりました。
複数店舗の管理は、一見聞こえはいいですが、会社の状況からすると単純に人員不足による苦肉の策でしかありません。もちろん、複数店舗を管理したところで給与が上がるわけでもなく、ただ休みが無くなるだけでした。それでも、会社の復活を信じて一生懸命残った社員は働きました。
ですが、限界はあっけなく来ました。社長は、大手企業の傘下に入る事を発表しました。これによって、経営幹部が入れ替わることになり、ひとまず会社の危機はとまりましたが、こうなってしまうと元々の社員は、どのような扱いをされるのかといった不安はありました。
新しい体制でのスタートになりましたが、切上げで昇格していた上司は軒並み現場に戻される事になり、幹部や管理職には、親会社の人たちが就くことがほとんどでした。自分もこのままこの会社に残っても、上位職にを目指す事は出来ないと考え始めました。
二回目の転職
転職を考え始めた矢先に、会社から希望退職を募る発表があったので、自分は迷わずに応募しました。自己都合退職では退職金は6割位ですが、会社都合となると満額(勤続年数による)に色を付けてくれる事でした。退職までの2か月間に次の仕事を探さなければなりません。
休みの日を利用して、転職活動始めました。幸いにして、直ぐに就職先がみつかりました。今度の企業も飲食業で、店舗拡大の為に人員を募集していましたが、苦い経験をした後だったので、慎重に会社の状態を調べて、問題なさそうなので決めました。この時には、二度と転職活動はしたくないと思いました。
心機一転して新しいスタートしたのですが、この会社は中途採用があまり行われていないのか、新卒と同じプログラムで教育が行われるのだと感じました。応募の時にスカウト採用と一般採用とあったので、自分は一般の応募だと思っていましが選べるようでした。
スカウト採用の場合は、1~2年程度で店長になって店舗を任されるとの事でしたが、ここはゆっくりと一般採用の枠で会社のやり方を学んでいこうと思いました。仕事に関しても、残業はほとんどしないシフト待遇だったので夢のような働き方ではありました。入社して初めて店舗に勤務する事になるのですが、この店舗の店長も新卒から入社した店長だったので、こんなにゆっくりの教育でいいのか?と質問してみたら「このような働き方ですよ」と言ってました。
このプログラム通りだと、最短でも3年店長にはなれないようです。今までとは違った働き方になりますが、今までが急ぎすぎた事もあるので、じっくりいく事にしました。
入社した店舗
入社して初めて配属された店舗の店長は、新卒入社で、何店舗も経験があるベテランの方でした。偏見ですが、自分の印象ではこの会社しか知らずに、全て会社のやり方なので従ってくださいと言われると思っていましたが、以外にも他の企業はどうしてますか?とか、この会社のここがおくれてますよね?などと、話を聞いてくる人でした。
自分とも年齢が近い事もあり、話も合うところがあり、仕事後にはよく飲みに行くこともありました。仕事においても、店長自身の考えを持っていて、他の企業ではどうですか?とよく聞かれました。この店長は上司にもかわいがられて、上司に私の話をよく話していたようで、私自身上司には話したこともない話も知っている事もありました。
最初に配属された店舗で、店長や店舗の人たちにも恵まれてとても働きやすい環境で楽しく過ごすことが出来ました。しかし、楽しい時間は長くはなく、上司のエリアマネージャーからは活躍してほしいので、早く職位を上げるために研修を受ける様にと言われて、研修を受ける事になり、入社から1年半で副店長、2年で店長になりました。
店長として最初に配属された店舗では、社員は自分一人の店舗で、パート・アルバイトを上手くシフト組しないと休みも取れなく、人を沢山使えるほどの売り上げもない店舗でした。ただ、自分に前職で経験したことなので驚くほどでもなく、一つ一つやれることをやって店舗の土台を作りをしました。
前任の店長は、自分が赴任するタイミングで退職が決まっていたので、店舗の管理はほぼされていませんでした。最初に店舗の清掃から手を付け始めようと協力をお願いしました。ここでも問題はあり、以前からのお局と取り巻きは、今更?みたいな態度で中々協力してくれませんでしたが、素直に協力してくれる人が多かったので苦労は無かったです。
協力を惜しまずにしてくれた人の中から、今後の時間帯責任者の候補を見つけて、同時に教育していく事にしました。候補者も乗り気な所もあり、順調に教育は進みましたが全てが順調に進みませんでした。そうなんです、お局たちが障害となるのです。
お局たちも、自分の地位が危うくなることには敏感になっていて、新人の囲い込みをしたりしてある事ない事を吹き込んで邪魔をしてくるのです。ですが、こちらは首にしたいわけではなく、店舗を正常に機能するようにしたいだけなのを中々理解してくれないのです。
いずれ新旧のメンバーで衝突があるだろうと予想はしていましたが、お局たちの自爆で幕は引くことになりました。お局たちが、上司の巡回チェックの時に事の顛末を話したことから、上司を含めての話し合いの場が設けられることになりました。
こちらからしてみれば、協力のお願いを何度もしましたが、一向に聞き入れてもらえない現状を考えれば、協力してくれる人に仕事を割り振らざるえない事、現在の店長は時分なので以前の店長とは考え方や行動も違う事も再三話したが聞き入れてもらえない事も含めて話は進んでいきました。
上司からお局たちに対して、協力できない理由が何なのか?といった質問がありました。以前の店長の時までは、店長の休みが取れなくなるといったことから、時間帯責任者はやりたくないけれど店長が休めずにかわいそうだから引き受けたといった話がでてきました。
上司は、このままの状態が続いては店舗の存続が危うい事になるので、そこを変えたいから店長を変えることにした。と、お局たちに話、それを私にお願いしたと、話しました。働ける店舗が無くなる事は、収入にも直結することをお局たちもこの時やっと理解できたようでした。それでも、今までのぬるま湯につかった事により、自分を奮い立たせる事が出来たのは三人いたお局軍団の中の一人だけで、後は退職していきました。
このような結末を迎えて、スッキリした部分と残念な部分と半々でしたが、これで正常運転が出来ることとなりました。以後は、少しづつ店舗を変わっていき、年度末には前年の売り上げ、客数を大幅に超え、利益も出る店舗になりました。
今回の店舗立て直しが評価されて、少し規模の大きい店舗への異動が確定しました。次回は、この店舗での立ち回りと、コロナの流行に直面して自分の働き方を考え直して、どう行動したかを書いていきます。

