飲食チェーン店の年末年始の繁忙期の人員確保で頭を悩ませてませんか?
コロナ以前は、会社もお年玉時給を出すことによって、学生バイトやフリーターの活躍によってシフトも埋まり、パートさん無しでも正月の営業は出来ていたと記憶にあります。
ここ最近の年末年始の状況
現在(2024年年末)は、お年玉時給を出しても人員を満足に確保するどころか、マイナス人員での営業も当たり前の状況、最悪の場合は時短営業や休業もあり得てしまう事態になってしまう店舗もあります。
12月31日近くのそば屋さんの前を通りましたが、そば屋の一番の書き入れ時の日に、閉店時間が20時という衝撃的な張り紙を見て、何処の飲食店も人員確保が厳しいのが伺えました。
10年位前ならば、除夜の鐘を聞きながら年越しそばをすする事も出来たのではないかと記憶しています。
自店での状況
我が店舗も、年末年始は通常営業を本部が決定しているので、パート・アルバイト一人一人に声を掛けて、何とか人員を確保しましたが、インフルエンザの流行があり、一人二人と戦線離脱といった事態になりましたが、何とか乗り切ることが出来ました。
問題点
最近の学生アルバイトやフリーターは、自分の時間を大切にしたり、お金にもそこまで困っていないのか、あまり協力はしてくれません。
オペレーションの仕組みを少数化出来ない現状を考えると、人の採用に力を入れなければ毎回繁忙期には同じ事で頭を抱えてしまうことになり、お客様に満足なサービスすら提供出来なくなります。

最近は、ロボットが料理を運んでいるお店が多いいですね
人がいないからしょうがないで営業するくらいなら、休業したほうがお客様にとっても、従業員にとっても、お互いのためにいいのではないかと考えます。
チェーン店の経営陣は、一店舗の問題の為に全店を同じ営業時間にしたり、休業にしたりすることは絶対になく、利益を上げてなんぼなのでそんな理由は認めてくれません。
他業種では
フードデリバリーを導入していますが、最近は人員が足りていないのか、ランチ・ディナーの時間帯によくオーダー休止状態になりオーダーを受付なくなったり、あらかじめデリバリー業者から、正月は配達員も少ないので時間がかかってしまいますといったインフォメーションが来ます。
こういった状況もあり、お客様から直接店舗に問い合わせが来たりすることもあります。
コロナの時は配達員も多く、直ぐにピックアップしに店舗に来てくれましたが、今ではドライバーの待遇が変わってしまったのか人がなかなか集まらないようです。

少し前なら、ショッピングセンターや駅前にデリバリー配達員が多く待機しているのをよくみました。
まとめ
人が居るときには、永遠とこの状況が続いて安泰だと思ってしまいがちですが、常に人員を確保して、一人一人を大事にしていかないと、いざというときに出勤してもらえません。
昔のように、人をとっかえひっかえ出来る状況であれば問題はありませんが、現在は違います。これを肝に銘じて、年齢層も幅広く見るようにして、大事に教育することを継続して、会社が人員を少なくして営業出来るような設備投資に期待するしかないです。
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