今回は、店長が異動先の店舗で最初にやる仕事を紹介します。
前任店長からの引継ぎ
移動日の数日前に、異動先の店舗に行き前任の店長から店舗の引継ぎをします。
- パート・アルバイトの誰が時間帯責任者なのか
- 店舗の人員状況
- 店舗の土地のオーナー様に挨拶
- 売上金・両替をする銀行の場所
- 消防署、食品衛生の届け出の役所
形式的な引継ぎが上記になります。
各パート・アルバイトの引継ぎ
新しい店舗で仕事をしていくわけですが、多くのパート・アルバイトさんが在籍しています。一人一人の名前を覚えて、どこまで仕事が出来るのかは2~3時間の口頭説明だけでは理解できません。
大まかに、時間帯別の責任者の名前と役割を教えてもらい、後は一緒にシフトが被った時に聞きながら他のパート・アルバイトの能力を把握していきます。
店舗のパート・アルバイトと顔合わせが出来たら、個々と面談してシフトや働き方などを聞き、今後の対応の参考にします。
今後の仕事の方向性
前任の店長と同様に、会社の方向性に向けて従業員を導かなければなりません。
最低限会社が求めている活動は取り組まなければなりませんが、店舗の状況で出来ていない事が出てくると、問題を分析してどうやって活動していくかを考えなければなりません。
前任店長とのギャップ
会社が求めている活動はチェーン店である以上行う必要があります。
私たち社員は、月に1~2回の会議から会社から方針としてひたすら言われていて理解しています。会議の情報を店舗に降ろすのが通常の流れになりますが、店長次第ではめんどくさい、やりたくないといったことからやらない事もあります。
ここで問題なのは、前任の店長はやらないのにどうして?とパート・アルバイト達は疑問を持ちます。
店舗での状況をしっかり観察して、問題点を洗い出したら時間帯責任者に聞き取りをして、どうしたら改善できるかを考えていきます。
正しい方向性に向けて
問題点が浮き彫りになったら、今度は改善に向けて取り組みます。
一人では中々出来ないので、時間帯責任者に協力してもらうわけですが、ただ協力して下さいと言っても力は貸してもらえません。
会社の方向性を理解してもらい、重要な事であると納得してもらわないと持続できないものです。
反対勢力
会社の方向性は丁寧に説明して協力を仰げば、ほとんどの人には理解してもらい協力もしてもらえます。
ごく一部にはやらない人もいますが、時間をかけて根気よく導いていくようにしましょう。
厄介なのは、長年店舗に在籍している古参者です。
何を勘違いしているかは分かりませんが、勝手に判断して周りの人にやらなくていいと吹き込んで活動を邪魔することです。
これは、前任の店長の時に相当甘やかされてしまったのか、弱みを握られてしまったのかは分かりませんが、自由奔放に立ち回られてはいい迷惑ですね。
判断する事
店舗にまとまりが無ければチームワークとして活動は出来ないので、活動に協力出来ない方々には再三協力をお願いしますが、それでも出来ないのであればご退場頂くしかありません。
第一段階
ここでは、何故協力出来ないか面談などをして理由を聞きます。
大抵は、前任の店長からは指摘されなかったから今更は出来ませんといった理由です。
このような理由を持ち出して来たら、前任の店長から現在の店長に代わった事が受け入れられていない事が考えられるので、しっかりと「今の店長は自分です」と説明していきましょう。
第二段階
第一段階で当てはまらず、こちらからお願いしても「はいはい」と返事だけをして行動してくれず、周りに対してもやらなくていいと勝手に判断してしまう人です。
ここまでくると、改善に時間を割くには無駄になるので、シフトの時間を削ったりして店舗に関わらないようにして相手の出方を見ます。
第三段階
相手からシフトに関してアクションがあれば、何故シフトに入れないか理由を説明して、改善が見られれば元に戻していくようにします。
理由を説明したにも関わらず改善の余地がない場合は、上司を交えて面談を行っていき、最悪の場合本人に進退を考えてもらいます。

そういった理由があって突然シフトに入れなくなる人がいるんですね!
まとめ
店長の人事異動は、店舗のカラーが少なからず変わります。
いい事も悪い事も、パート・アルバイトからは前任の店長と比較されてしまいますが、前任の店長にはなれません。
最初はどんな店長か、店舗のパート・アルバイトも様子を見ています。徐々に距離を詰めていくようにして信頼を構築していきましょう。
あせっていきなり自分の色に染めようとしても、かえって反感を買ってしまい店舗が崩壊してしまう事にもなりかねません。自分色に徐々に染めていくためには周りの人の協力が必須なので、時間をかけて味方を増やしていきましょう。
最初は孤独ですが、リーダーシップを発揮して信頼を勝ち取る最初の登竜門になるのでしっかり取り組んで下さい。
もし迷うことがあれば、前任の店長や上司に相談していくのもいいと思います。成功させて、将来の明るいビジョンを持てるように取り組んで下さい。

店長も普段から頼られる存在になる為に努力していいるんですね