飲食チェーン店の店内環境をよくして、円滑な営業を行うには

今回はチェーン店において、仕事のできる従業員を育てて円滑に営業が行える状態になるまでを記事にします。

マニュアルの浸透

チェーン店であれば、マニュアルがあります。
マニュアルに従って業務を行えば、習得には個人差はありますが、基本足並みを揃えた営業が出来ます。
実際、店舗ではどうでしょうか?出来る人と出来ない人に分かれていると思います。

  • 仕事覚えが悪い
  • 考えて作業を組み立てられない
  • 気づいてはいるが行動に移さない
  • 出来ない理由を並べて行動に移さない
  • 問題に対する報連相が出来ず人のせいにする

以上のような項目が上げれるので、1つ1つ考えてみましょう。

この特徴は新人に多く、作業自体ぎこちない所もあるので、丁寧に教育すれば2~3か月で人並みの作業が出来るようになります。

人並みの作業が出来るようになると、次の壁がここになります。
ピーク時やイレギュラーが発生した時に作業の優先順位が分らず、いつも通りの作業をしてしまう事が多いいので、指示を出して経験を積んでもらう気持ちで教育していけばいいと思います。

一通り経験を積んで、独り立ち出来ているはずなのに楽をしようとしている人が当てはまるのではないでしょうか。
ここも、当事者に声を掛けて動いてもらうようにして、それでも改善が見られない場合は、面談を行い本人の課題として意識させることで改善できる可能性が高いです。

勤務して長い方に多く見受けられる特徴です。
ここまでくると長年の経験から、即答で「無理です」「できません」と言って拒まれてしまいます。
本来ならば、店舗のけん引役にならなければいけない存在ですが、最悪周りの同僚を囲ってしまい、厄介な存在となります。このようになってしまうと、店舗は腐り始めてしまうので注意が必要です。

対応としては、やって見せて、改善出来ることを見せて、出来ない理由を1つ1つ潰していく事で「店長が言うからしょうがないよね」と思わせてしまう事が効果的ではないかと思います。

これは最悪の特徴です。
このような人物がいること自体店舗が腐り切っていると言っても過言ではない状況です。
問題が起こっても、自分のせいにされたくないと思うのか人のせいにしてしまいます。それでも報告してくれればまだいいのですが、クレームが入って初めて知る事などもあります。

ここまでくると、改善は容易ではありません。
ですが、このような自分勝手な人は、意外とモラルが欠如していることが多く、ツッコミどころが沢山あります。以下特徴です

  • 制服での出退勤
  • 賄の食い逃げ(お金を払わない又は申告しない)
  • 休憩時間のごまかし
  • 勤務中に無断で喫煙や私用電話
  • 従業員の悪口を言いふらす

噂話や悪口は、人間関係を悪化させますね

会社側の私たちも見過ごしてしまった事もあるので、店舗内のモラル改善を約束してもらえる様に交渉していきます。

威圧的に対応してしまうとパワハラになるので気を付けましょう。
あくまで、注意する程度に交渉を進めて、それでも納得してもらえなければ上司に相談して対応していきましょう。

まとめ

これまで解説してきたことの逆が仕事の出来る従業員です。
店舗において仕事のできる人が沢山いれば、店長は作業中心の仕事から、店舗を管理するマネジメント中心の仕事にシフト出来ます。自分の右腕を作る事で店舗の雰囲気も良くなり、この店で働いてみたいと思って応募をしてくれる人が増えれば完成型ではないでしょうか。
また、お客さまにも再来店の動機になると思います。