飲食経歴 学生編4

今回は、就職活動から就職が決まるまでを書いていきます。

就職活動

私が就職活動を始めたのが、大学3年の冬の頃だと記憶しています。

この当時は、就職氷河期と呼ばれている時代で、バブル景気が崩壊して本当に厳しい時代でした。

自分の同級生も、本当に一握りの優秀な人以外は就職が決まらないのが当たり前で、多くの企業にエントリシートを送りまくって、やっと面接までたどり着ける状態でした。

今と違い、エントリーシートは手書きや、ワープロで作成したのを郵送するのが主流でした。

自分も、多くの企業にエントリーシートを20~30社に送りましたが、面接までたどり着けたのが1~2社しかありませんでした。

就職活動を始めた当初は、営業職をメインに応募をしていましたが、大学4年の夏を過ぎても決まらない状態でした。

ここまでくると、営業職だけでは決まらないと焦りがあったので、少し職種を拡大して応募を行いましたが、自分の場合は拡大して応募をする時期が遅かったのもあり、決まりませんでした。

同じ大学の同級生も就職が決まらない人が何人もいました。中には就職浪人を決意して、その間に資格やスキルを磨く人や、フリーターとして働く人、派遣社員で働く人など、今言われている非正規雇用の道に行く人もいました。

中には、パチンコやパチスロで生計を立てていた人もいました。今では考えられませんが、当時のパチンコやパチスロは、勝てるときは一日で40万とか稼げる事が出来た時代でした。

ともあれ、いつ契約を切られるか分からない働き方から、博打をメインにした日常など、将来を見通すことが出来ない働き方をしなくてはならない人が多くいました。

自分も、このような状況下のもと仕事を探す日々がむなしく過ぎていきました。

内定

大学4年の秋頃になっても就職は決まっていない状態でしたが、アルバイトは気分転換になる場所であったので、辞める事はなく続けていました。

ある夜に、バイトの人たちと飲む機会があり、そこで店長や社員も一緒に話す機会がありました。

自分の就職活動の状況を店長たちは心配してくれて、色々とアドバイスを貰っていたので今の状況は話しにくいものがありました。

それでも今の就職が決まっていない事を話して、自分が将来目指したい話をしている事も本当に親身に聞いてくれたうえで、一つの提案をもらいました。

今の社会状況では行きたい企業の内定は厳しいので、1~2年位今のバイト先の企業に就職して、事態の好転を待ってみてはどうかということでした。

自分の中では、就職=終身雇用という考えがありましたが、これからの時代を見通すと、転職をすることは普通に考えておくべきとのアドバイスをもらいました。

この時は。飲み会の席もありふんわりとした感覚でしたが、後日、自分の中でこの考えを整理してみた時に、ものすごく心に刺さった事でもあったので、店長にお願いしてみようと思いました。

店長に話してからは、とんとん拍子に面接の段取りが進み11月には内定をもらいました。

自分も、こんなに早く内定にまでくるとは思ってもいなかったので驚きが強かったです。

こうなると、アルバイトではありましたが、仕事を早く覚えて貢献したい気持ちが強くなり、働き方も週に6日勤務を希望して働くようになりました。

当時の飲食の事情は、安く早くといった状況で、牛丼も300円前後の値段で販売されていたと思います。

自分のいた企業も、12月の忘年会シーズン、1月の新年会シーズンでは、2時間の宴会で飲み放題付きで2500円~といったプランがあり、多くの予約を受けていました。

年末年始の繁忙期を体験して、自分はこの業界で生きていこうといった考えが固まった時でもあり、春の入社まで待つよりも、今すぐ社員として働きたいと考える様になり、卒業まで少しでしたが退学して社員になりました。

社員としての勤務

こうして、大学の卒業間近に退学して社員となったのですが、アルバイトの時との違いを見ていきます。

  • スーツでの出勤
  • 車通勤
  • 勤務時間(11時~23時)
  • 特別な理由がない場合は休日が選べない
  • 店舗異動がある

上記だけではありませんが、大きく変わった事ではないかと思います。

スーツでの出勤

学生の頃は服装など気にしたことは無かったのですが、社会人となるとスーツの着用は基本となるので最初は違和感がありました。

車通勤

学生の頃はチャリでお店まで通っていましたが、社員となると銀行に両替に行ったり、別の店に応援や借り物にいく事が発生するので車通勤に変更になりました。

勤務時間(11時~23時)

勤務時間は、主に11時~23時の勤務で、人員が足りなければ朝の仕込みの時間に出勤する事もありました。最初の店舗では人員が揃っていたこともあり、ほぼ11時~23時でした。

特別な理由がない場合は休日が選べない

学生の時は遊びに行ったり、デートしたりするために予定を組んで働く曜日を選ぶことが出来ましたが、社会人となると、お店の人員状況によって休みの日が変わります。週末はお客さまも多く来店されて人手が必要なので休みは取りずらいこともありました。

冠婚葬祭や家族を持っていて子供の運動会に行く為に以外は、基本的には休むことはありませんでした。

店舗異動がある

これは、飲食に限らず人事異動は個人店ならありませんが、会社組織にいる以上避けては通れない事です。

同じ店舗に長くいるのは居心地はいいですが、成長というところからするとあまり良くない事なんだと思います。

まとめ

ここまで、学生時代のアルバイト歴を書いてきました。

飲食に出会わなければ、今の自分はなにをしていたか?と、たまに考える事はありますが、それでも飲食で働いていたかもしれない位飲食は好きです。

2025年の今の時代は、色々とアルバイトのお試しをするツールが多くあるので、飲食業は長時間の肉体労働に当てはまってしまうかもしれませんが、体を動かす事、料理を作る事、人と接する事が好きな人、人と連携をとって動くことなど良い面も沢山あります。

私の経験も、誰かの参考になればいいと願っています。