飲食の経歴 学生編3

前回は、飲食のアルバイトにデビューしてから社員と喧嘩して辞めるまでを書きました。

今回は、その後のアルバイト経験を書いていきます。

新しいアルバイト

前回、社員と喧嘩をしてアルバイトを辞めてしまったのですが、次のアルバイトを探さなくてはなりません。

求人のチラシを見ていると、飲食の求人は多くありましたが、前回のこともあったので飲食は候補にすらありませんでした。

色々と探した挙句に、コンビニでのアルバイトが決まりました。

コンビニ

コンビニでのアルバイトは、高校生の時に少し経験はありました。その時の作業イメージでしたが、3年も経つとレジやシステム自体が進化しており、戸惑う事もありました。

公共料金や宅急便のレジによる処理が出来るようになった事、チケットの販売などは目新しい事で進化を感じました。

おでんや肉まんの経験はありましたが、ホットスナック商品の経験は無かったので、これも進化を感じました。

主な業務は、商品の品出、冷蔵庫の補充、弁当総菜の陳列をしながら、忙しい時にはレジにフォローです。

時間帯にもよりますが、ホットスナックの追加もしました。ここのコンビニは、少し変っていて、から揚げの肉は肉屋から直接仕入れをしていて、唐揚げ粉を付けて油で揚げていました

自分は飲食での経験があったので、他のアルバイトよりも唐揚げを上手く上げる事が出来ました。そんなこともあり、自分がシフトに入いるときは、から揚げの仕事は自分がやるようになりました。

あるときに来店されたお客様から、この店の唐揚げはスーパーの唐揚げよりも美味いと声を頂きました。

自分は、普通に唐揚げを揚げているだけだと思っていましたが、他のアルバイトからは肉の下処理が上手いから美味しいのではないかといわれました。

他の人たちは、肉をそのまま唐揚げ粉につけて揚げる工程でしたが、自分の場合は、厚みがある部分は切れ目を入れて広げていました。これは、前のアルバイトでは当たり前の処理だったので、自分は当たり前の事をしているだけと思っていました

このような事もあり、飲食での仕事を懐かしみながら、また飲食店でアルバイトをしたい思いが再燃してきました。

コンビニでのアルバイトは、週に2~3日で一日4時間位の仕事だったので、自分としてはもう少し稼ぎたいところでした。

そこで、足りない分を稼ぐために、掛け持ちでアルバイトを探しました。幸いにも電車で1駅先に飲食店のアルバイトが見つかりました。

再度飲食店でのバイト

このお店は、居酒屋が主体で展開している企業でしたが、和食レストランも数店舗展開していて、自分の家の近くに店舗がありました。

以前の苦い思い出はありましたが、飲食の仕事が好きであることから早く仕事を覚えて戦力になりたい気持ちのほうが勝っていました。

ディナーの時間帯をメインにシフトに入る事になり、時間帯的にも同じ年代の学生も多くいました。閉め作業になるとダブルワーカーの社会人の方が来て、色々と社会の話を聞けて楽しく働けました。

仕事に関しては、以前の経験もあり問題なくこなすどころか、日によってはディナーの仕込みにも呼ばれることもあり、自分の存在感を少しづつ出せたのではないかと思いました。

コンビニを辞めて一本化

掛け持ちのバイト生活になり始めたのが大学2年の秋だったと思いますが、大学3年の春ころには飲食店の店長から、「うちをメインにしてくれないか?」と誘いをもらいました。

その頃のアルバイトの割合だと、コンビニ3:飲食7の割合で働いていたので、そもそも飲食をメインと言ってもおかしくない状況でした。

全ての状況を見ても、人間関係や仕事のやりがいも特に問題なかったので、夏前にはコンビニを辞めて飲食一本でバイトをすることにしました。一番の理由は、閉店後の店舗で社員や社会人の方々とマージャンを朝までする事が楽しかった事もあります(笑)

メインを飲食のバイト一本にしたことから、仕事の幅も広がってホールの仕事も覚える事になりました。

料理の提供やオーダー取り、レジ、テーブルの片づけからお客様の案内と作業の違いに戸惑いながら、ホールのアルバイトリーダーに教わって、少しづつ仕事を覚えていきました。

お客様と接する事はあまりありませんでしたが、お客さまから「この料理美味いね」とか「ご馳走様」と生の声を聞く機会も増えて益々仕事が楽しくなりました。

ホールの仕事は人が足りない時に自分が入っていましたが、メインはキッチンでの作業なのでしっかりとお客様の期待に応えられる料理を作る様につとめました。

また、ホールのアルバイトリーダーと付き合うようになり、公私ともに一番充実していた時期だったと思います。

次回は、就職活動から就職までを書いていきたいと思います。