店長の一日

今回は、これから飲食店で店長を目指そうと考えてる方に向けて記事を書きます。

まずは、飲食店の店長と聞いてどう思いますか?朝から晩まで店舗に立って、休憩も取らずに馬車馬のように走り回っているイメージではないかと思います。
では、何故このように見えるのかですが、飲食業は社会のインフラとして無くてはならない存在であり、多くの人たちに食事を安く提供して、おなか一杯になってほしいから、原価ギリギリの商品価格を設定して、経費を最小に抑えて営業をしているから無駄な経費をかけられないからです。私の会社も、ここ15年給与は1円たりとも上がってはいません。ですが、物価はここ2~3年だけでも急激に上がってきており、有名牛丼チェーンでも値上げをしないと営業に支障をきたす状況になってきているのです。このような状況下の中、飲食店は生き残る為に色々な施策を行ってお客様に来ていただくように努力をしています。朝の仕込みから昼の営業、休憩を挟んでディナーの営業閉店作業と毎日同じ作業の繰り返しのように見られますが、その中で、店長の仕事をパート・アルバイトに割り振ったり、出来るように教育を実施します。
主な店長の仕事の流れを紹介します。

店長の一日のスタンダードな流れ
朝10時に出勤
前日の売上金の入金
当日のシフト、作業割り当ての確認
ランチ営業
ランチ営業後休憩と食材発注
ディナー準備
翌日分の解凍
ディナー営業
閉店作業
24時退店

上記の作業は毎日行うもので、週1でシフト作成、不定期でパート・アルバイトの応募があれば面接、月1で店長会議などがあります。
これだけの作業を1人でこなすのは相当ハードですが、パート・アルバイトを教育して、自分の仕事を割り振る事で仕事量は減らすことが出来ます。理想になりますが、教育をして作業を分担出来れば、一日作業をしなくてもいい日も作れます。ここまで出来るようになるには、相当な信頼関係を構築しなければなりませんが、普段からお客様に接している事を、従業員にも同じようにするだけで簡単に出来ます。相手を思いやり、相手の話を聞くまでは接客と同じで、そこから先は同じ目標を共有して、従業員をリード出来る環境が理想だと思います。自分が思い描いたように、人を動かすのは難しいところはあり、心折れるときもあります。数年前までは、軍隊みたいに従わせていればいい時もありましたが、この令和の時代においては、直ぐにハラスメントになってしまいます。根気よく丁寧な教育を繰り返し行わなくてはなりませんが、私は、従業員もお客様だと思って教育をして、相手が心を開いてくれれば、こちらの考えや方向性の伝え方が多少きつい言い方をしても理解してもらえる関係、そして、パートナーになってもらえればいいと考えています。どんな職種にも人は必ず関わってくるので、敵に回すよりも、味方にして、自分の仕事を分担できるパートナーになれば心強いですし、自信にもなります。

次に、社員になるメリット、デメリットについて
メリット
・サラリーマンになるので、毎月一定の収入が得られる
・一定期間働く事で、住宅や車のローンなど組みやすくなる
・厚生年金(会社にもよる)に加入できる
・会社にもよりますが、月の休みが6~10日ある
・コミュニケーション能力が上がる

メリットについては、上記の5点が主に上げられます。
アルバイトや不正規雇用とは違って、体を壊したり、事故にあって入院などをしてしまったとしても、即座に収入が無くなったり、解雇になる事はありませが、あまり起こってほしくない事ですね。他にも厚生年金に加入でき、国民年金と健康保険料が会社と折半になり、配偶者や子供達の保証も確保でき、年金も多少多くもらえるかも?休日は、平日が多くなりますが、出かけても空いている事が多いので、あまり疲れない。一番は、会社の業績にもよりますが、ボーナスがもらえる事ではないでしょうか。

デメリット
・欠員が出ると出勤しなくてはならない
・組織に入る事になるので、縦割り社会になる
・長時間労働が発生する
・繁忙期(ゴールデンウイーク、年末年始)は勤務の可能性がある
・ストレスによる不摂生が多くなる

デメリットは、私が感じた事の上記の5点です。
今日は休みだ!と過ごしていると、店舗から欠員の連絡がなんて事もあり、代わりが見つからないと出勤になる事もあります。本当に他人の病気や急用は、自分の予定に組み込めないのでへこみます。デメリットにおいて、会社という組織に入る以外は、求人を掛けて人を採用して、教育をすれば変える事は可能なので、そこまで悲観的になることはないと思います。ただし、自営業ではないので、他の店舗が人員不足であったり、社員の休みが取れない事があれば応援に行くこともあります。

まとめ
飲食業は、お客様や従業員と全ては人です。席への案内や注文、会計はデジタル化されつつありますが、調理や接客は、まだまだ人が行う部分が残っています。お客様の相手をする従業員も、多くのお客様に少しでも満足してもらい、次の来店動機に繋げていけるように、日々考えて行動しています。その指揮官である店長の仕事は、目標を明確にして、店舗全員で共有して、同じ方向に向かって進む事ではないでしょうか?店舗で成功したならば、次は複数店舗、そしてエリア店舗、営業部と、上を目指せばいくらでも仕事はあり、収入も増やす事も出来ます。なにより、自分の経験や知識は財産になります。デメリットの部分も、役職に就けば、変えるよう働きかけることも出来るかもしれません。目標をもって仕事に取り組めているならば、最悪、会社が倒産してしまって、別の会社で再スタートになっても、財産があるので、自信をもって再スタートに取り組め、不安など感じることが少なくなります。少しでも興味が出てきたならば、身近にいる社員や店長に話を聞いてみて、参考にしてみて下さい。






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